格差
「差別はいけない」「人は皆平等」そんな事誰がいったんだろう・・・と、当時の私は思っていました。
その頃SNS出会いサイトで付き合っていた彼は、私の自慢の彼氏ではありましたがどこかで自分に対する劣等感を抱いていました。
彼は俗に言う「エリート」でした。
偏差値の高い学校に入るため、エリートになるための勉強は大変だったと思います。
しかし、それと引き換えに得られたものは沢山あるのだろうと見ていて感じました。
挫折感というものを持たない彼を羨ましいと思う私は挫折だらけでした(苦笑)彼に対する劣等感は様々なところに及んでいきました。
生活スタイルの違いやお金の価値観。
もちろん彼は出会いサイトを押し付けたり、私の生活を馬鹿にしたりはしませんでしたが、私は彼に「似つかわしくない」そう思っていました。
もっと「良家のお嬢様」と付き合えばいいとさえ感じていました。
「一緒にいるのが苦しい」そう彼に言った時「俺が苦しくしてる?」そう聞きました。
「うん」と言いかけて言葉を飲み込みました。
彼が私を苦しめてる?そうじゃないんですよね。
私がかってに格差をつけて、勝手に苦しんでいるだけ。
「私が苦しいと思うだけ」そう答えました。
「何が気になるのか分らない」そう笑う彼に私は「やっぱり苦しい」と思いました。
彼とのバランスが取れない・・・そう思いながら続けていく恋愛はただの苦痛にしか過ぎなかったんです。
彼が悪かったわけではありません。
私が気にしすぎだったのでしょう。
しかし私には「身の丈」が合わなかったのだと思います。